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メールマガジン「CAR Navigation vol.40」Third-Party Cookieが抱える課題と現状 サイバーエリアリサーチのNon Third-Party Cookieターゲティングとは?

広報誌 CAR Navigation vol.40 PDFダウンロードPDFダウンロード(1.2MB)

企業内に眠る顧客情報の活用が求められ、「One-to-Oneマーケティング」という言葉が登場する一方で、 顧客情報漏洩事件が大きな波紋を呼ぶなど、個人に関わる情報の活用に慎重さを求められる潮流は強まっていくと見られます。

そんな中、インターネット広告業界においては、「Cookie(クッキー)」と呼ばれる技術によって取得される情報に対して、プライバシー上の懸念点が議論されています。
今回のCAR Navigationでは、インターネット広告配信技術におけるCookieの役割と課題、そしてサイバーエリアリサーチの提供するCookieを使わない ターゲティング技術についてお伝えします。

そもそも、「Cookie」って何?どんな所で使われているの?

Cookieの役割と主な利用シーン

WebサービスやSNSの認証ページを思い出してください。「ログイン情報を保存する」というチェックボックスが設置されていることがありますよね。 チェックを入れておくと、次回からは認証ページが表示されず、ログイン済の状態でWebサイトにアクセスできます。 Webサイトは何を手がかりに「ログイン済」と判断しているのでしょうか?実は、ここでCookieが活躍しています。


Cookieは、Webサーバがブラウザに情報を保存するための技術です。ふせんにメモを書いてブラウザに貼りつけ、必要に応じてメモを読むようなイメージです。 冒頭の例では、Cookieに「××というIDでログインが完了した」という情報が記録されており、WebサーバはCookieに記録された情報から、ログイン済であることを確認し、Webサイトに反映させたというわけです。
また、一連のページ遷移が同一のブラウザからのものであることを判別する(セッションの管理)こともCookieの重要な役目です。 身近な例では、オンラインショップのカート機能があげられます。ページを遷移してもカートの中身が保持されているのは、 他のページでカートに入れた商品の情報がCookieに記録されているからです。


Cookieができる前、入力内容の保存・反映、セッション管理などを行う方法として、URLのパラメータに情報を含めるという方法が取られてきました。 しかし、この方法は第三者に情報が漏洩する可能性があるというセキュリティ上の問題から、重要な認証情報を取り扱うのには向きません。
一方、Cookieは、原則として発行したWebサーバしか情報を取得することができません。そのため、パラメータを使う手法に比べて、 はるかに安全に情報を取り扱うことができるようになりました。

以上のように、Cookieはインターネットを快適かつ安全に使う上で欠かすことのできない技術です。 では、なぜCookieがプライバシー問題につながってしまうのでしょうか?

「Third-Party Cookie」とプライバシー保護の取り組み

Cookieは大きく2種類、「First-Party Cookie(ファーストパーティクッキー)」と「Third-Party Cookie(サードパーティクッキー)」に大別できます。 First-Party CookieはWebサイトと同じドメインのサーバが発行しますが、Third-Party Cookieは、それ以外(第三者)のドメインを持つサーバが発行するという違いがあります。


認証情報の記録やセッション管理では主にFirst-Party Cookieが使用されます。 Third-Party Cookieは、インターネット広告配信におけるユーザ情報の収集やターゲティングなどに利用されています。

Third-Party Cookieによって収集される情報には個人を特定するものは含まれませんが、閲覧履歴の収集に対し、プライバシー保護の観点から議論がなされています。 欧米では、閲覧履歴をもとにしたターゲティング広告を提供する事業者に向けたガイドラインが制定されています。


国内においても同様の動きが見られ、Cookieを使って取得している情報の種類や取得した情報の利用目的を伝えるために、プライバシーポリシーを制定する企業が増えています。広告配信事業者においても、提供する広告配信サービスのオプトアウト(取得された情報の利用拒否)窓口を設置するなど、プライバシー保護に配慮した取り組みが進められています。

広告配信におけるThird-Party Cookieの働き

広告配信事業者は、広告データの送信と共に、ユニークな(重複の無い)IDが記録されたThird-Party Cookieを生成します。 これによって、広告が配信されるたびに、「△△というIDに〇〇というページで××の広告を配信した」と、IDごとの閲覧履歴や、広告配信履歴を収集することができます。 収集された閲覧履歴からユーザ属性の推定が行われ、広告配信の際にターゲティング軸として利用されます。

サイバーエリアリサーチの「Cookieを使わないターゲティング」

CookieによるターゲティングとIPアドレスによるターゲティングの比較

多くの広告配信事業者がThird-Party Cookieを利用する一方で、サイバーエリアリサーチの提供する「エリアターゲティング」「企業ターゲティング」 などのターゲティング技術は、Cookieを一切使用することなく、IPアドレスをもとにユーザの属性を判定します。
Cookieはブラウザ単位でユーザを識別でき、多様な情報を付与できる柔軟性も備えていますが、Cookie情報の取得を拒否しているユーザや情報が 蓄積されていないユーザに対しては精緻なターゲティングができないというデメリットもあります。


一方、IPアドレスによるターゲティング技術は、得られるデータの柔軟性は低いものの、情報の蓄積を必要とせずあらゆるユーザから均質な情報を得られる点、 秘匿・偽装されにくい点など、IPアドレスターゲティングならではの利点を兼ね備えています。


多様なターゲティング技術が提供される昨今、それらの特徴や利点を理解した上で、利用シーンやニーズに応じて選択することが重要になってくるのではないでしょうか。

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