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広報誌 CAR Navigation


広報誌 CAR Navigation vol.26

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 裾野市は静岡県東部に位置し、その名のとおり箱根山、愛鷹山、そして富士山という名立たる山々の裾野にあたるまち。豊かな自然と暮らしやすいまち並みで、地域としてのブランド力も年々向上しています。そんな裾野市の最大の魅力は、やはり間近で見ることができる迫力ある富士山の眺め。ベストショットを狙って、年間を通じ多くのカメラマンが裾野市を訪れます。
 静岡県裾野市役所公式ウェブサイトでは、この裾野市から見える富士山の美しさをより広く伝えるため、2010年1月、「富士山すその歳時記」のコンテンツをリニューアルしました。ムービーでダイナミックに移り変わる富士山の様子を配信することで、同ウェブサイトのアクセス数を大幅に増やしています。
そのリニューアルの過程と手法を、今後の更なる地域社会活性化への期待も込めてご紹介します。

     

「せっかく撮った富士山の写真をうまく活用できていないのでは?」という声から



富士山の魅力を伝えるウェブサイトが数多く存在する中で、まず第一に「他とは違うもの、他にはないものを富士山に関するコンテンツとしてつくりたい!」という大前提があり、そこから「今まで撮りためた富士山の写真を活用して、何か新しい表現ができないか?」という、リニューアルのスタート地点に立ちました。
リニューアル以前は、市役所内5階に設置されたライブカメラで自動的に撮影された富士山の様子が、ただ単に画像として表示されているだけでした。他の富士山に関するウェブサイトに比べると際立った特徴が無く、PV(ページビュー)数も少なかったため、もっと利用を促進したいという強い思いもあり、ライブカメラから生成されている画像の有効活用という視点から、今回の「富士山ムービー」のアイデアが生まれました。


蓄積された富士山の画像によるムービー作成



ライブカメラは、毎日朝5時から夕方4時まで1時間ごとに富士山の画像を撮影しています。リニューアルの計画段階で、2008年8月から蓄積された画像がすでに5000枚を超えており、これらの画像を、一連の動画にすることで壮大な富士山の風景が楽しめるコンテンツになるのではないかと考えました。そのために撮影される写真を3段階の画像サイズのファイルとして自動生成させ、さらに撮影日時のデータをファイル名として持たせることで、指定された画像を自動的に読み込むことができるシステムを作成しました。このアイデアが、JavascriptライブラリLightviewを導入した現在の「富士山すその歳時記」の姿になっています。リニューアル以前、ウェブサイト上では1枚の富士山の写真しか見ることができなかったのですが、現在は過去にさかのぼって全画像を閲覧できるようになっています。さらには、閲覧者が自由に期間を指定し、その期間の富士山を動画として再生することができるようになっています。もちろん、再生速度の調節も可能です。また、「毎日富士山」では、カレンダーからその日の富士山の様子を流れとして追うことが可能となり、画像のダウンロードも容易にできるようにしました。今回のリニューアルによって、年間、季節ごと、日ごとなどウェブサイトを訪れた方の好みに応じて富士山の画像を提供できるようになっています。


リニューアル後、その反響と効果は?



「富士山すその歳時記」トータルの月間PV(ページビュー)数は、リニューアル前と比較して2倍強と伸びています。中でもその日の富士山の流れを追えるページでは、約5倍と大幅にアクセスが増加しました。これには、コンテンツの改良と合わせて、以前は目立たなかったアーカイブへの入り口を目立たせるようにページ構成を改修したことも影響しています。
今回のリニューアルで、ウェブサイトへのアクセス数が上昇したことはもちろん嬉しいですが、今までインターネットやウェブサイトの閲覧に関して苦手意識を感じていた年代の方々からも、好評の声をいただいたことが何よりの効果といえると思います。
今後も富士山のふもと、裾野市の認知度向上と共に、「富士山すその歳時記」をより多くの方に楽しんでいただきたいと考えています。



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